LCCは安いけれど、ケチで窮屈で危険?
格安航空会社って、
「値段も安くて必要最低限のことしかしてくれない」
「荷物もまともに積んでくれない」
「座席が窮屈で健康に悪く、安全面も最悪」
なんじゃないの?
と思っている方いると思います。
本当でしょうか?
私も少し前まで、そう思っていたのですが、
最近、格安航空会社(LCC)のVanilla Air(バニラ・エアー)に
乗ってみたら印象変わりました。
そこで
今回は主にLCCの良さについて紹介したいと思います。
格安航空会社(LCC)の良さ
格安航空会社の良さを一言でいえば、
必要なものを最小限にする努力をしていることです。
必要最小限に抑えることで、数々のメリットを生み出している
例えば、以下のものが最小限に抑えられています。
・機内の飲食物は必要があれば、プラスで購入できるようにしている。
(定価の2倍くらいの価格ですが、メニューも他の航空会社より豊富。)
・手荷物7kg(45cm✖️25cm✖️55cm)までとし、
それ以上必要があれば、プラス料金を出すことで積み込めるようにしている。
(プラス2000円で、普通の飛行機と同じように荷物を20kgまで積み込めます。)
・限られたサービスのみ行っているため、添乗員が座席を回る時間が少ない。
・座席の前にモニターがない。
そのため、以下のようメリットが生まれています。
・航空券が安い。直前(1日〜数日前)でも安い。予約が取りやすい。
(直前に買う場合は、他の航空会社の1/2〜1/4のお値段で買えます。)
・事前に飲食物や暇つぶしの道具をお客さんがしっかりと用意している。
・飛行機内が静かでリラックスできる。
元気で若い人に客層を絞っているので、移動がスムーズ
しかし中にはどうしても最小限に抑えられなかったものがあります。
それは大きな空港の場合、
ターミナルから乗り場や降り場まで遠いことが多いことです。
実際には空港ターミナルの端から端くらいまで
移動するような感じになることが多いです。
結果的にはこれで体が若くて元気な人に
顧客の層を絞っていることになっています。
そのため
乗ったり、降りたりする時などの移動が問題になることが少なく、
出発時・到着時の人の流れがとてもスムーズです。
混雑しにくい
離れたところに飛行機が到着するため、
到着した場所での混雑は少ないです。
そして荷物引き渡し場所まで移動に少し時間がかるため、
引き渡し場所についたら、
荷物がすぐに出てきます。
さらに荷物を預けることは追加料金がかかる方式になっているため、
預ける人も少なく、
すぐに自分の荷物を受け取れます。
歩く距離が長いので、健康にも良い
歩く距離が長いということは、
その分運動ができるということ。
これ自体も健康に良いですね。
座席も狭くはなく、座り心地もよく、意外と快適
その上、Vanilla AirではLCCで危惧されていたような
席と席のスペースが狭いといった問題もなく、
坐り心地も意外に快適でした。
安全面もそれほど心配はなさそう
今のところ日本に来ているLCCは
重大な飛行機事故を起こしていません。
最後に
このように必要最小限としたために
価格だけでなく、予想をしていなかったメリットがあり
利用する側の費用対効果は意外に高いです。
特に仕事や家族・親戚の病態の急変などで、
急に飛行機に乗らなくてはいけなくなった時、
LCCは予約が取りやすく、
価格が他の航空券と比べて遥かに安いことがわかりました。
普段から利用するのももちろん良いですが、
緊急時には特に良いので
今後は利用を検討してみて下さい。
<機内に持ち込みOKなスーツケース>