はじめに
がんになったけれど、
「長生きしたい」
「治療効果を上げたい」
「でも抗がん剤治療の副作用を少なくしたい」
と考えている方はいませんか?
がんの治療に漢方を加えることで
今以上に楽に治療を受け、
がんを克服する確率を上げることができます。
漢方とは何か
自然界にある植物や鉱物などを複数組み合わせて作られた薬のことです。
膨大な数の組み合わせがありますが、
そのうち代表的なものは保険診療で処方することができます。
がん治療で漢方を併用でみられる代表的な効果
漢方はがんの治療においても非常に役立つことが分かっていて
次のような効果が報告されています。
・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)によって、
抗がん剤による白血球減少を改善されることができた。
・半夏瀉心湯によって、
抗がん剤(イリノテカン)の副作用の1つである下痢を抑えることができた。
・抗がん剤治療に漢方を追加すると、生存期間が延びた。
・がんによる様々な症状が、漢方で改善した。
つまり、漢方によって抗がん剤の副作用や、
がん細胞の増殖が抑えられ、
がんによる症状の改善、生存期間の延長が期待できます。
病院に行くと漢方を処方してもらえるか
漢方は奥が深く医師によって扱いに得手不得手はありますが、
医師の9割は漢方を処方した経験があるという報告もあるので、
相談したら処方してくれるかもしれません。
最後に
がん治療に漢方を加えることによって
今以上に楽に治療を受け、
がんの克服率を上げることが期待できます。
たとえ克服できなかった場合でも
がんによる症状、及び治療の副作用を抑えることで
より楽に長生きすることが期待できます。