Doctor’s health log(内科医の視点)

総合病院の内科医師が実際の体験を通して健康回復・維持・増進の方法を紹介する雑記ブログ。

【重要】病院に行くと必ず聞かれる3つの質問を知っておくと、受診のストレスが激減する

 

はじめに

 

病院へ行くこと自体がストレスに感じることは

ありませんか?

 

待ち時間は長いし、

医者に何を聞かれるか不安で怖いし、

途中で何て答えたら良いかわからなくなりそう

胃がキリキリする…。

 

このように考えて受診をためらってないですか?

 

そんな時は、事前に

絶対押さえておかないといけないことを知っていれば

ストレスは激減するのではないでしょうか。

 

試験も事前出題される問題が分かっていれば

ストレスが激減します。

 

必ず聞かれる事項について、

以下に紹介します。

 

 

必ず聞かれる3つの質問

 

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診察室に入った時に医師に必ず聞かれる質問は、以下の3つです。

(緊急時も同じです)

 

いつ頃から(when)

どのような症状(what)があり

どのような理由で(why)   病院を受診されたか

  

「これだけ?」と思われるかもしれませんが、

この3つが現病歴において最も重要なことです。

 

 

そのため、

この3つは必ず聞かれます。

そしてこの3つは、お薬手帳などをみてもわからないので、

貴方(もしくは周囲の人)から直接聞くことになります。

 

 

次に、内服歴と既往歴が重要

 

上記3つの情報があってはじめて

他の細かい情報が役に立ちます。

 

他の細かい情報の中で重要になるのが、既往歴内服歴です。

この辺りは、普段から分かっていることなので

「普段から、まとめたものを紙に書いて用意しておく」と、

その場で医師に見せれば良いだけになるので簡単です。

 

既往歴(=貴方の病気の歴史)

既往歴のまとめ方ですが、以下のことを箇条書きで書いておくと良いでしょう。

 

いつ頃

何の病気

・(どこで)どのような治療を行なった

 

具体的には、以下のように書いて頂ければ大丈夫です。

 

         例) 20歳   盲腸で手術(◯◯病院で)

       50歳〜  高血圧、糖尿病(◯◯病院で、飲み薬で治療中)

       70歳   心筋梗塞(◯◯病院で、冠動脈にステント留置)

 

つまり、簡単な履歴書みたいな感じですね。

 

外来では多くの医師は時間に追われているため、

上記のようにできるだけシンプルに書いてあると、

すごく感謝されると思います。

 

 

内服歴(=(過去および現在の)貴方の飲み薬)

 

これはお薬手帳を持参されていれば、大丈夫です。

 

 

最後に

 

少し長く書いてしまいましたが、 

はじめに紹介させて頂いた3つが何よりも重要な情報です。

 

 

まずはこれらさえ用意して頂ければ、

問診はスムーズに進み、

医療者のストレスも激減し、

患者さんとしての貴方のストレスも激減します。

 

スムーズな問診は、

その後のスムーズな診察・検査・治療につながります。

 

是非試してみて下さい。

 

 

 

 

 

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