Doctor’s health log(内科医の視点)

総合病院の内科医師が実際の体験を通して健康回復・維持・増進の方法を紹介する雑記ブログ。

【必見】温泉に入ると、健康になれる。その嘘と真実。

 

 

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温泉療法という言葉を聞いたことがありますか?

 

温泉にはよく

アトピー性皮膚炎に効きます」

「動脈効果に良いです」

「喘息効きます」

など書いたものを見かけますよね。

 

あれって、どこまで本当で、どこからが嘘なんでしょう。

このように考えたり、疑問に思ったことはありませんか?

 

 

温泉の効果 と限界

 

正直に言うと、温泉には、

根本的に病気を治す力は期待できません。

 

しかし

身体の芯から温められることや、リラックスする効果で

身体の免疫細胞などを活性化して

本来持っている身体の機能を高めて、

身体をより健康的にする力があるとされています。

 

つまり、健康になる手助けをしてくれる効果があります。

(参照:https://www.ishikawa-nu.ac.jp/pdf/kenkyu/07_10.pdf

 

 

温泉に入ると気持ちが良いので、交感神経の緊張を和らげられる

 

実際に身体が疲れたり、

悩み事をしている時に温かい温泉に入ると

気持ち良いですよね。

 

その気持ち良いという感覚を得た時点で、

既に交感神経の緊張を和らげる効果は期待できます。

 

 

体の芯から温まるので、冷えが改善できる

 

身体が冷えて調子が悪い方には

温まること自体が効果があります。

温泉だけでなく、漢方の附子末も飲んでいると、

さらに身体を温める効果があり、効果的とされています。

 

 

楽しみが生まれ、運動習慣を継続しやすくなる

 

リハビリや運動をされている方であれば、

明日また頑張ろうという気持ちになり、

運動する習慣が継続されやすくなるのではないでしょうか。

そうすると、さらに健康的になっていきますね。

 

 

このように、温泉に入ることによって

自分の身体を一段階も二段階も

健康的な状態に持っていくことが期待できます。

 

 

今の治療を継続しつつ、温泉を活用する

 

温泉だけで病気が治すのは難しい。

 

そのため、普段行っている治療は中止せずに

温泉を活用して今より健康的な状態にもっていく。

 

このような考え方が一番現実的ではないでしょうか。

 

 

最後に

 

という訳で、

温泉も健康の維持・増進に役立ちます。

 

そのため、

今後は温泉についてもブログを

書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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