Doctor’s health log(内科医の視点)

総合病院の内科医師が実際の体験を通して健康回復・維持・増進の方法を紹介する雑記ブログ。

速く走れるようになるには、怪我しないようにランニングを楽しむ工夫が大事。その理由と方法について紹介します。

これからランニングを始める方、

ランニングを始めたけれど速くならなくて困っている方

はいますか?

 

そのような方に最も大事なことは、

長く続けられる工夫をすることです。

長く続けられれば、いずれ速く走れるようになります。

 

私も小さい頃から走ったりしていましたが、

周囲の人たちのことも見ていると

結局は長く続けることができた人が速いし、

健康的な体を維持し続けています。

 

でも意外に「長く続ける」って

どんなことでも難しいですよね?

 

今回は私が考えるランニングを長く続けるためのコツを紹介します。

 

 

怪我をしないように工夫する

 

まずは怪我をしないことが大切です。

 

怪我をすると、休まないといけない時間が多くなって、

せっかく鍛えたのに初めからやり直しになってしまうことが多いです。

 

そして一度怪我をすると癖になることもあり、

結局はランニング嫌になって続けるのを断念してしまうことにもなります。

 

また他のスポーツをされていれば、

そのスポーツも怪我のせいでできなくなるかもしれません。

 

そうは言っても

ランニングは続けていると疲労が蓄積されやすいのと、

つい無理をしてしまうのが多いので

意外と怪我してしまうことが多いですよね。

 

以下に怪我をしないための工夫を紹介します。

 

 

クッション性能の高いシューズを買う

 

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走っていると作用・反作用の法則で

意外に地面から力を受けます。

 

その大きな力を受け止めるためには

クッション性能の高いランニングシューズを選ぶのが大切です。

 

具体的には、

マラソンが4時間くらいで走りたい人も最初は5時間用のシューズを選ぶ。

少なくもジョギングの時には、足をしっかり守れるクッションの入った

シューズを選ぶのが良いでしょう。

 

→怪我しにくいランニングシューズを選ぶコツについてはこちら。 

 

 

走り始めはゆっくり、リラックスして走る

 

ウォーミングアップで速度を出し過ぎないことももちろんですが、

しばらくランニングを休んでいて再開する時や始めての時も

速度を出し過ぎず、ゆっくり、リラックスして走るのが良いでしょう。

 

なぜなら、このような時はまだ疲労が蓄積されていないため

体が軽く、つい調子に乗って速く走りすぎる傾向があるからです。

 

また体重も増えていることが多く、

上記と合わせて、足に負担がかかりやすくなっています。

 

 

走り始めはアップダウンの激しいコースを避ける

 

特に下り坂で、地面が硬い(アスファルトなどの)場合は

地面から足へほぼダイレクトに反作用としての力がかかるので

足や膝を怪我しやすいです。

 

できるだけ避けるようにしましょう。 

 

可能であれば、地面が柔らかいところ(芝生の上など)を走る

 

芝生 や砂浜は、足への直接の負担を柔らげ、

足を蹴る力もつくので走力も付きます。

 

練習に取り入れることができるのであれば、

非常にお勧めの場所です。

 

 

ランニングを楽しむ

 

次に、ランニング自体を楽しむことことが大事です。 

ランニングが苦しいものであれば、

なかなか続かないと思います。

 

そのための工夫を紹介します。

 

 

ゆっくり長めに走る

 

これは怪我しないように走ることにも繋がるのですが、

ゆっくり長く走ると、体が疲れにくく、

自分のペースでランニングを継続していくことができます。

 

 

はじめのうちは怪我しても引き返しやすい場所をコースに設定する

 

怪我した場合に悪化させないように、

はじめのうちは近場を走るのが良いでしょう。

 

怪我や体の調子が悪いのに、無理して走り続けたら

楽しいはずのランニングも楽しく無くなります。

 

 

ランニングで頑張った後は、自分にご褒美を用意する

 

特にはじめのうちは、

走った後に自分に少しご褒美を用意しておくと、

モチベーションが上がるので良いでしょう。

 

ただ食べ過ぎや、飲み過ぎには禁物ですが。。。

 

食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると、

結局体重が増えたり、体調を崩して

怪我しやすくなります。

 

すると最終的には、モチベーションが下がっていまします。

 

そのため、

食べることや、飲むこと以外のご褒美も

混ぜていくと良いですね。

 

 

複数のランニングコースを用意する

 

いつも同じところばかり走っていると、

ペースはつかみやすいのですが、

飽きてきてしまうことがあります。

 

風景や地面からの刺激、

すれ違う人が変わると

ランニングを継続するのが楽しくなります。

 

出張や旅行などの際にランニングをしてみるのも

新しい刺激を感じたり、

走らないとわからない現地のことがわかったりするので

楽しいですよ。

 

一緒に走る仲間を作る

 

一人で走っているのが好きな人は一人でも良いとは思いますが、

人と話すのが好きな人は是非ランニング仲間を作って見てください。

辛い時や、楽しい時、仲間がいる方が

頑張れるのではないかと思います。

 

具体的には

会社や近所の人たちと部活を作るのも良いですし、

既にある部活に参加しても良いと思います。

 

またランニングの講習会に参加して友達を作ったり、

SNSで「Run jog」などのコミュニティに参加するのも良いと思います。

 

 

GPS機能付きのウォッチを用意する

 

新しいコースを開拓したり、保存した記録をもとに仲間と話をするなど

いろんな楽しみ方ができるようになります。

 

私としては、新しいコースを開拓するのに重宝しています。

 

→GPS機能付きランニングウォッチについての詳しい情報はこちら。

 

 

最後に

 

ランニングはを長く続けることに

怪我をしないように工夫し、

ランニング自体を楽しめるようにしていのが

最も大切であること。

 

その具体的な方法を紹介しました。

 

この内容が

今後の人生において楽しくランニング生活を続けられる

一助になれば幸いです。

 

 

 

 

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