Doctor’s health log(内科医の視点)

総合病院の内科医師が実際の体験を通して健康回復・維持・増進の方法を紹介する雑記ブログ。

【ランニング】大会には頻繁に出場する方が良い?大事な大会を選んだ方が良い?

 

 

はじめに

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初めて大会しようとしている方、

今まで何度か大会に参加してきた方、

久しぶりにランニングを再開して大会に出場しようとしている方、

 

どの程度の頻度で大会に出場するのが良いか悩んでいませんか?

 

私も昔、悩みました。

 

短い間隔で積極的に大会に参加した経験と、

出場する大会を選んで参加した経験の両方がありますので、

その時のメリット・デメリットと、

結局どうするのが良いかについて書いていきたいと思います。

 

 

短い間隔で大会に参加した時のメリット・デメリット

 

まず2〜3週間間隔でハーフマラソンやマラソンの大会に

出場した時に感じたメリット・デミリットについて書いていきます。

 

<メリット>

・大会と大会の間の中だるみが少ない。

・大会を練習がわりに使える。

・大会利用して各地を旅行できる。

・新しいコースを沢山走ることができる。

・ランニング友達と一緒に大会に出場する機会が増え、交友を深めやすい。

 

<デメリット>

・大会ごとに体調を合わせることが難しい。

・前の大会の疲れが抜けきらないことがある。

・疲れが蓄積していても無理をしてしまい、怪我しやすい。

 

 

選んで大会に参加した時のメリット・デメリット

 

次に、出場する大会を厳選した時に感じた

メリット・デメリットについて書きます。

 

<メリット>

・出場する大会に向けて無理のない練習メニューを立てることができる。

・無理なく練習できるので、怪我をしにくい。

・無理のない練習のため、練習が辛さが少なく、長く継続しやすい。

 

<デメリット>

・大会までの時間が長く、目標を見失いやすい(サボりがちになる)。

・ランニング友達に付き合いが悪いと言われる。

 

 

結局どうするのが良い?

 

まず優先するのは、怪我をしないようにすること。

そしてランニング自体を楽しむことです。

 

なぜなら

どちらが欠けてもランニングを長期的に継続するのは難しいからです。 

 

ランニングを継続できなければ、いずれの場合も

結局はデメリットしか残らなくなります。

 

逆に言えば、ランニングを継続しやすいような間隔で

つまり、無理をせずに自分が楽しめるように

大会への出場の頻度を決めるのがベストです。

 

心のコンディションが良ければ、

体のコンディションも不思議と良くなり、

良い記録が出ることが多くなります。

 

特にハーフマラソン以上になれば距離が長い種目ほど

メンタルが重要になってくるのでそのように感じます。

 

→普段の練習で怪我なく、ランニングを楽しむ方法はこちら。

 

 

最後に

 

今回は大会への出場頻度について書きました。

 

出場頻度は自分の心と体に次のように問いかけて決めるのがベストだと思います。

「無理してない?」

「楽しめている?」

 

どちらも「Yes」なら、

大会にエントリーしましょう。

 

どちらか「No」なら

今回は出場をやめましょう。

 

今後の大会出場に際して参考になれば嬉しいです。 

 

 

 

 

 

 

 

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