風邪で喉が痛くなったら、麻黄湯を飲む
風邪を引いた時に
喉が痛くて病院に行ったけれど、
1週間くらい治らなくて辛かったことはないですか？
しかも喉の痛みは風邪の初期の症状であることが多く、
その後風邪がひどくなり、
毎回座して待つ状況になっていないですか？
待たなくて大丈夫です。
漢方薬である「麻黄湯」がよく効きます。
西洋薬 vs 漢方薬
風邪に対して、
何故、西洋薬はあまり効かず、
漢方薬は効くのか。
両方使ったことのある経験から
そのエピソードを紹介します。
西洋薬は症状を無理やり抑え込んでいるだけ
通常、病院に行くと風邪薬として処方される西洋薬は
痛み止め、鼻詰まりの薬、咳止めの薬です。
風邪の原因の多くはウイルスですが、
痛み止めはウイルスを倒したり、倒すの手助けする訳ではないです。
痛みを無理やり止めているだけです。
痛み止めは熱を下げる効果もありますが、
これが逆に体とウイルスが戦うのに適した環境を壊し、
風邪からの回復が遅れることもあると考えられます。
どうしてこのようなことになるのでしょうか？
ウイルスを倒す西洋薬は僅かしか存在しない
現在、ウイルスを倒すことのできる西洋医学の薬は限られており、
そのため、西洋医学の薬では中々治らないのです。
私もこれを知った時は、
風邪の時は、喉の痛みは早くからわかっても耐えるしかなく、
その後に必ず風邪をこじらせていました。
では漢方薬を試そう。しかし葛根湯は効かなかった。
そんな時、風邪にも漢方薬が効くのではないか
と考えて試してみました。
まずは葛根湯を試してみましたが、効きませんでした。
「何だ。風邪には漢方薬も効かないんだ。」と思い、
漢方薬での治療を一旦は諦めました。
麻黄湯を試したら、劇的な効果がありました。
そんな時、有名な漢方の書籍の中に、
「エキス剤の葛根湯は、
乾燥させる段階で麻黄の成分がほとんど飛んでしまっている」
という記載をみつけました。
そしてその後に
「葛根湯より麻黄湯は麻黄の含有量が多い」
と書かれていました。
それでは「麻黄湯」なら
エキス剤（商品化されているもの）でも効果があるのではないか
と考えて飲んでみました。
すると、劇的な効果がありました。
喉の痛みは1回飲んだらほぼ消失。
少し寒気がする段階で飲んだら、
1回から3回（つまり1日間）で症状が消失しました。
周りの知り合いにも同じような症状の時に飲んでもらいましたが、
多くの人は、同様に効果がみられました。
最後に
漢方薬は効かないと主張される人もいますが、
西洋薬より遥か昔からずっと使用していた薬です。
適切な状況で使用すれば、
効果を認めることは実証されています。
特に西洋薬が効かない病態に
効果を表すことが多いです。
上記もその一例です。
風邪で喉が痛くなるようであれば、麻黄湯を使ってみて下さい。
（実際には鼻水にも効きます）。
漢方薬なので、西洋薬の風邪薬みたいに
眠たくなることもありません。
稀に合わない人もいますが、
体質が合う人なら、風邪をひいてもすぐ治り、
仕事も余裕をもって続けることができます。
体質が合う人なら、
本当に人生が変わります。
一度試してみて下さい。
