2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「若い男性が、遊園地で着ぐるみを着て仕事をして 熱中症で死亡される」という痛ましい事件が起きてしまいました。 headlines.yahoo.co.jp 地球温暖化のため、毎年気温が上昇し、 職場ではCOOL BIZ(クールビズ)が広まっているのに、 どうして遊園地では着…
「電子タバコは安全だから、周りの友達と全員で、電子タバコに変えました。」 と言って外来で話をされる方がいます。 「電子タバコが安全」と誰が言い始めたのでしょうか。 少なくとも(医師などの)健康に責任のある仕事をしている人たち はそんなことは言…
「大腸がんを手術で取り切ったはずなのに、再発した。」 それは手術で大腸がんが取りきれていなかったから 再発したのではないか、と考える方がいます。 そして「がんを取りきれなかったのは、手術ミスだ。」と。 本当にそうでしょうか? 今回は、大腸がんを…
「モルヒネを使いましょう」と言われた時、 貴方は何を考えますか? 実際に診療をしていると、がんによる痛みがあっても、 「モルヒネを使いたくない。我慢します。」 と言われる方がいます。 これは「がんの末期」とか、 「使用すると、寿命が短くなる」 と…
経済的に余裕がある方、保険で先進医療特約に加入されている方で 大腸がんの骨盤内転移や肝臓への転移がある場合は、 粒子線治療がお勧めです。 今回はその理由と効果について書いていきます。 先進医療とは 粒子線治療とは 重粒子線の効果 粒子線治療の限界…
大腸がんが進行癌の状態で見つかった時、 「手術をしましょう」とか 「抗がん剤をしましょう」と 医師に言われることが多いと思います。 「放射線治療はできないの?」と疑問に思い医師に聞いてみても 納得ができない答えが返ってきたという人が多いことを …
大腸がんの治療は、手術が行えるようであれば まず手術を行うことが勧められます。 これは他の臓器への転移の有無に関わらず勧められます。 「どうして手術を受けないといけないのか。 がんの治療には、他に抗がん剤や放射線による治療があるのではないのか…
「抗がん剤治療何て効かない」 「抗がん剤は副作用が強く、毒である」 と言った情報が世間で人気があるようですが、 本当に抗がん剤は効かないのでしょうか? 少なくとも大腸がんに対しては、飛躍的な進歩を遂げ ステージ4の大腸がんで、生存期間を大きく延…
「きっと世界には自分に合う治療が存在し、 それは病院では普通の病院では行われていない治療である。」 と考えていませんか? あるいは病院で提示された治療があまりにも辛すぎて 救いを求めるために民間療法に手を出そうとしていませんか? 世の中には、 …
世間では、長時間の時間外労働が 過労死につながっていると問題になっています。 そして「働き方改革」が導入されました。 しかし現実には 「1860時間という長時間の時間外労働を認める」とか 「当直明けに休む際に有給を使いなさい」とか 「医師の働いてる…
病院に行くと誰もが1度は思ったことがあると思います。 「とにかく待ち時間が長い。」と。 わざわざ仕事を休んできたのに、 診察の外からみると医師は暇そうにしている医師がいるのに どうしてこんなに長い時間待たせるのか。 理由もわからずに長いこと待た…
がんのステージ4と聞けば、「もう助からない」 というイメージがあるのではないでしょうか。 食道がんや胃がん、膵臓がん、肝臓がん、肺がんなど 多くのがんのステージ4は抗がん剤治療などで がんを小さくすることができたとしても がん細胞を取りきることは…
病院に行って診察室に入るのって何故か緊張しないですか? あるいは 緊張を通り越して怖いと思っている方もいるかもしれません。 診察室に入ると、そこには普段あまり接したことのない 白い服を来た何やら難しい顔をした人(医者)がいます。 もちろん優しそ…